RADWIMPSと日本の終わり: 減少の現象

1990年の全国の人口 http://www.nationmaster.com/country/ja/Age_distribution

避けられない将来の日本 (以下の絵をクリークしてみてください)

1920-2010年: 国勢調査、推計人口、2011年以降: 日本の将来推計人口 http://www.ipss.go.jp/site-ad/TopPageData/Pyramid_a.html

見ちゃいけないなら 僕がいけないなら
針と糸すぐほら持ってきてよ
塞いでしまうから 縫ってしまうから
最後にまとめて全部見してよ

-RADWIMPS, 狭心症、『絶体絶命』より

超高齢化に立ち向かっている日本は、以下のような状況にも向けっているか?

どういう改善が予測としても、少子高齢化の速度がやや遅くなるに過ぎず、長期的には総人口は縮小を続ける。日本が世界に例を見ない超高齢社会向いる状況に変わりはない。

それでは、どういう対策を採ればいいでしょうか。そして、どう設定すべきか。だんだんと、このような質問が非常に緊急を要する問題とされるようになった。以下の毎日新聞から取ってきた記事が、この難題について書かれている。

では、この記事(とグラフとRADWIMPSの歌詞)を見てみよう。

社説:人口減少社会 未来の安定と活性化を

【平成24年1月1日現在(概算値)】
<総人口> 1億2773万人で,前年同月に比べ減少    ▲29万人   (▲0.22%)
【平成23年8月1日現在(確定値)】
<総人口> 1億2781万6千人で,前年同月に比べ減少   ▲25万3千人(▲0.20%)
 ・0~14歳人口は 1673万6千人で,総人口に占める割合は 13.1%
 ・15~64歳人口は 8145万6千人で,総人口に占める割合は 63.7%
 ・65歳以上人口は 2962万4千人で,総人口に占める割合は 23.2%
<日本人人口> 1億2624万1千

-人口推計、平成24年1月報より

日本人の人口の推移 http://www.asahi.com/national/update/1026/TKY201110260392.html

一瞬たりとも同じ僕はいない それだけは忘れずに生きていたい
その一人一人が繋いで来た たすきを今僕は肩にかけた

何万年と受け継がれてきて 僕が生まれてきたように
必ず僕も未来の自分に今までの僕 繋いでくよ

全てが そこからの人生の 記念すべき一回目になんだよ
全てが そこまでの人生の 最後の一回になるんだよ

今日が 誰かの人生の 始まりの一日目なんだよ

今日が 誰かの人生の 一番最期の日だったんだよ

ーRADWIMPS、叫べ、『アルトコロニーの定理』より

 日本の人口が50年後には8000万人台になると聞けば、不安になる人が多いだろう。厚生労働省の将来の人口推計によると、わが国の人口はこの先50年間で4132万人も減少する。関東1都6県の人口規模が消失するわけで、いかに人口減少が猛烈かがわかる。だが、悲観ばかりしても仕方がない。冷静に課題を分析し、新しい社会づくりに向けて取り組みたい。

少子化対策には先進各国が取り組んでいるが、なかなか決め手は見つからない。あまり対策を講じてこなかった日本の出生率が上がらないのも当然だ。即効薬はない。私たちの意識を変えるところから始めよう。

現在: 2010年の全国の人口 http://www.nationmaster.com/country/ja/Age_distribution

まずは社会保障の担い手について。公的な福祉サービスの比重が大きいのは北欧諸国、市場に福祉サービスを委ねる傾向が強いのが米国である。これに対して日本は家族内の支え合いが中心だった。大家族で親戚や近所の結びつきが強かった時代はいいが、今や1家族の平均人数は2.46人。それにもかかわらず福祉は家族が担うものだという社会の固定観念が子育て政策の遅れを招いた。働きたくても育児のために働けず、働きたければ結婚や出産をあきらめざるを得ない人は多い。独身男女の約9割が結婚したいと思っており、希望している子どもの数も2人以上というのにである。

生きてる間すべて遠回り 
すべて大回り 
なのにそれなのに 
近道探してみて
小回り おまわりに見つからないようにばかり
あげくの果ては拝み 神頼み

生まれた時 すなわち それが入り口
あとは誰しもが死ぬ時が出口

我らの宝 それはテクノロジー
新しい命のためにエコロジー
守るべき子の星の素晴らしい
未来のために いざ今 目ざましい

ーRADWIMPS,DADA,『絶対絶命』より

公的な福祉サービスを増やすには税負担や保険料を上げるしかない。先進国の中で日本の国民負担率は最低レベルだ。規制緩和して企業などの多様なサービス事業所を導入することも必要だ。「子ども・子育て新システム」はその第一歩である。バラバラに分かれていた制度を一元化し、1兆円規模の財源で多様な保育サービスを整備する。柔軟な運用ができるのか懸念もあるが、子育て環境は大きく変わる可能性がある。

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また、「福祉」と言えば年金や介護を意味していたが、高齢者福祉に財源の比重が大きい国はギリシャをはじめ軒並み財政破綻にひんしている。平和で医療が進歩すれば平均寿命はどの国も延びる。高齢化は避けられないが、子育て政策や若者の雇用政策を強化することで現役世代の先細りを防ぎ、活性化を図ることはできる。「高齢者」の固定観念も変えなければならない。65歳を過ぎても働く意欲があり健康な人は大勢いる。福祉を受ける側から支える側へ回れば、高齢化率が上がっても社会保障費の膨張は抑えられる。

急激な減少はできるだけ防ぐべきだが、人口の少ない社会の到来からは逃げられない。人口は減っても個々の活力が十分発揮できる社会を目指そう。地球環境や資源を思えば悪いことばかりではないはずだ。

毎日新聞 2012年2月1日

カラスが増えたから殺します
さらに猿が増えたから減らします
でもパンダは減ったから増やします
けど人類は増えても増やします

ーRADWIMPS、おしゃくしゃま、『アルトコロニーの定理』より

以上の議論の焦点はいろいろな点にしぼられている。面白いながらも、少子高齢という難題への答えが、残念ながら、記者がなかなか見つかられなかったんだと思う。

2050年の全国の人口推計 http://www.nationmaster.com/country/ja/Age_distribution

人口ピラミッド 平成62年(2050年)

大正9年~平成17年の人口ピラミッドは、国勢調査結果による。平成22年~平成62年の人口ピラミッドは、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」の中位推計による。

http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/useful/u01_z23.htm

減少の現象

今日もあちらこちらで 命は消える
はずなのにどこを歩けど 落ちてなどいないなぁ
綺麗好きにも程があるよほんとさ
なんて素晴らしい世界だ ってなんでなんだか

-RADWIMPS, 狭心症、『絶体絶命』より

私はこのテーマについてほかのポストでも考えた、例えば「ナンバなんばわんーワンとしての日本:世界への教訓」というポストで。リンクはこちら。

https://japanwatch2020.wordpress.com/2011/12/

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