Perfumeと人口激減

世界から取り残される日本

ねぇねぇねぇねぇ

今日はどこに行こうかな

ねぇねぇねぇねぇ

ふたりの思い出を重ねて

ーPerfume, ねぇ

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変化を拒む日本

日本市場に合わせた独特の仕様のために、世界に進出できない日本の携帯電話を揶揄して、「ガラパゴス化」という言葉が使われ始めた。ガラパゴス化とは、日 本の特異な市場ニーズにあわせて進化した結果、世界標準から大きく離れてしまい、日本の中でしか生き残されなくなることを言うようだ。日本人の持つ細やか な感性や嗜好にあわせて製品を開発したのはよいが、そうした機能を他の国の市場は評価せず、日本仕様に特化することで世界市場への進出ができなくなる現象 を指している。

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しかし、日本が恐れるべきガラパゴス化は、携帯電話業界だけの話ではない。世界がその歩調を早めているのに、日本はのんびりと道草を続け、日本社会が世界 から取り残されてしまうようなことが、あらゆるシーンで見受けられる。変化のための努力を惜しんだり、変化を受入れる必要がないと突っぱねたりすることに よって、世界との距離は広がるばかりだ。

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例えば、アジア諸国は、並々ならぬ姿勢で英語教育に取り組んでいる。英語が、世界標準のコミュニケーション・ツールであり、次世代の若者には不可欠との認識は、先進国や途上国を問わず今や世界共通の認識である。韓国人や中国人の若者にとっても、英語を学ぶのは大変な努力を要するが、二十一世紀を生き抜くためには、必要不可欠であるとの認識に揺らぎはない。

手のひらが世界中 繋がるウインドウ

指先でつかむのはどの未来?

空を飛び交う 光になって

こんなワクワクも届くのかな

人から人へ繋ぐコミュニテイ

-Perfume, MY COLOR

日本でも、過去何十年にわたって英語教育の重要性について、指摘され続けてきた。 英語能力の向上の必要性は何度も議論されながらも、いまだ目に見える成果を挙げていないようだ。

日本では二〇一一年度から、小学校五・六年生に対して英語の授業が必修化されたが、中国、韓国では以前より小学校三年生から英語が教えられている。英語を母国語としない人々が受ける、世界最大級のテストであるTOEFL試験のランキングを見ると、日本は百五十ヶ国中、一三七位に甘んでいる。

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自国の言語と英語のどちらが大切かといった議論を繰り返すばかりで、本格的な英語教育の導入を逡巡のはおそらく日本ぐらいだろう。自国の文化や言語に高いプライドを持つことと、英語教育の導入とを秤にかけて議論をしていること自体、ピントがずれている。

耳を澄まして

目を凝らせばほら

扉が開けば

全てが見えるわ

知らないほうがいいのかもね

でも思いがけない ワクワクが欲しい

-Perfume, スパイス

世界がグローバル化への対応に必死で取り組んでいるときに、日本人がのんびり構えているとすれば、他の国との差は開いていくばかりだ。

(手受敏浩、人口激減、新潮社2011より)

上の本を読んでいると、Perfumeという今流行っているJ-POPバンドのひとつの曲を思い出してしかたがない。それは「ねぇ」という曲だ。

ねぇねぇねぇねぇ

今日はどこに行こうかな

ねぇねぇねぇねぇ

ふたりの思い出を重ねて

ねぇねぇねぇねぇ

今日の日本はどこへ向かえばいいかな

ねぇねぇねぇねぇ

国民の思い出を重ねて

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