Small is Beautiful? 「美しい衰退への道」と「活力ある社会を維持する道」という人口減少時代の日本の二つの選択肢

元東京入国管理局長坂中英徳がインタビュー場面http://toriton.blog2.fc2.com/blog-entry-1610.htmlより

私は、法務省入国管理局に勤務していた一九九七年頃から、日本が十年以内に迎える人口減尐社会の外国人政策について、真剣に検討する必要があると考えていた。人口動態と国のあり方と外国人政策は密接に関連するものであるからだ。そのころ法務省で会議が開かれるたびに、人口減尐時代の日本の生き方として、人口が減っても外国人を入れない「美しい衰退への道」と、人口の減尐分を外国人の受け入れで補って「活力ある社会を維持する道」の二つの選択肢があると発言していた。

ー移民政策研究所所長坂中英徳

「日本型移民国家の構」より

以下は学校の廊下に貼ってあるポスたーの写真が載っていますが、それを見ると以上の発信を思い出す。

ある意味で、ポスたの「SMALL IS BEAUTIFUL」というタイトルが「美しい衰退への道」として翻訳することができるかもしれませんから。

隣に住んでいる家族が移民か出稼ぎ労働者か: トム・ジョードの亡霊を探している

奴は寝袋からお祈りの本を取り出した
説教者は吸殻に火をつけて煙を吸う
先にいる者が最後になり、最後にいる者が先になる日が来るのを待っている[*]
高速道の下の段ボール箱の中で

ハイウェイは今夜賑やかだ
誰もふざけちゃいない、どうなるか誰ぞ知る
おいらは焚き火のそばに座ってる
トム・ジョードの亡霊を探してるんだ

で、トムがこう言う
誰かが自分の場所を得るために苦しんでいたら
まともな仕事や助けをもとめていたら
誰かが自由になろうと苦しんでいたら
やつらの目を見てくれよ、かあちゃん
そこにおいらを見るだろう

ハイウェイは今夜賑やかだ
誰もふざけちゃいない、どうなるか誰ぞ知る
おいらは焚き火のそばに座ってる
トム・ジョードの亡霊と一緒に

[*訳注:新約聖書マタイによる福音書20章16節。スタインベック著「怒りの葡萄」の一場面で引用されている。]

ー「トム・ジョードの亡霊」、ブルース・スプリングスティーン

「小さな日本」を選んだ場合の外国人政策に論及した箇所では「人口急減への緊急対策として受け入れる外国人は、日本国の構成員(日本国民)になるべき人、すなわち『移民』と位置づけるのが望ましい。いわゆる出稼ぎ労働者として処遇するよりも、将来の日本国民として相
応の法的地位と待遇を保障するほうが、日本に骨を埋める決意の有為の人材をより多く確保
できる」と述べている。二〇〇四年の時点で、人口減少下の日本が受け入れる外国人は、外
国人労働者ではなく、将来の日本国民につながる「移民」であると考えていた。

坂中英徳、「日本型移民国家の構」より

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